14 December 2007

Morocco Day-1(Marrakech)



クリスマス会を終えて、一日あけて早めの休みをとってモロッコへの旅へ出発です。

ひさびさにヨーロッパでない途上国に行くので若干の緊張と期待と不安が入り混じって複雑な気分。

Luton airport から安売りチケットの定番、例によって例のごとく、超早朝の便。だけどうちから徒歩15分のところから空港行きの直通バスが出ているので便利です。引っ越してよかったな。


約3時間のフライトでマラケシュ空港に近づくと、乾燥した赤茶色の大地が果てしなく続く風景が広がる。地面と同じ色の建物たちが大地に溶け込んでいる。見たこともない風景に興奮する。アフリカだよ。初アフリカ。


空港は新しい建物を工事中でその中を通って外にでます。もうすぐ出来上がるといったところ。地元の建築家らしいが結構面白いデザインの建物です。

外に出たらものすごい人人人。かきわけつつ歩いているとグランドタクシーの客引きに捕まる。若干高いかと思ったがいまだに現地通貨になれず町までタクシーしかないと地球の歩き方にあったので、それをつかう。(実際はバスもあるらしい。)運ちゃんいわく、その日はみんなメッカに向かう日なので人が空港にあふれてるそうだ。そういえばムスリムの重要なお祭り、犠牲祭が一週間後にあるのだった。

フナ広場の近くの安ホテルにチェックインして早速町歩き。メディナという旧市街地の中は迷路のようになっていて、ものが張り出した小道を荷物を運ぶロバや馬、人、羊、バイクや自転車、とさまざまなものが同じレイヤ上を動いている。まさに喧騒。みんなジュラバという長いフード付きのコートを着ている。スターウォーズの衣装みたい。ここでは旅行者はすぐにわかる。違うからだ。異文化。違う星に来てしまったような感覚。




フナ広場ので屋台の写真をとろうとするとお金はらえと言われるの注意が必要だ。
広場に面したカフェからはフナ広場が一望できるのでそこでぼんやりミントティをいただく。甘い。甘いけど美味しい。




スーク(市場)を迷いつつ買い物をしてる様子をみつつ、彷徨い歩く。日本語で話しかけてくるのがウザい。砂漠のツアーをみつけて申し込んだところで熱気に当てられたのか疲れてしまいホテルに帰って横になったらうとうとして気がついたら夜だった。


昼ねをしている間にみた夢はなぜかはっきりとしていて、妙に幸せな夢だった。いつもほとんど夢などみないのに。


寒くて目が覚める。暖房をつけるほどではないがなにかすうすうする。つか暖房ないぞ。まいっか。暖房なくてもきっと平気なんだろう。おなかはすくので出かけてみることに。


夜のフナ広場は昼とはまたちがっていっそうにぎやかだ。広場いっぱいの屋台。客引き。旅行者。物乞い。ぐるぐるしながら見てるだけでも面白かったが、客引きがひどいんでよさげな屋台に入ってみる。やたら安いけれど、おいしい。ビールが飲めないのは残念だ。ただし、ぼろうとするので、自分であらかじめ計算しておくことが必要です。いくら?と聞くと3倍くらいの値段を言います。自分で計算してその値段にちょっと足したくらいのお金を勝手において出る。




部屋は相変わらず寒かった。熱いシャワーはあるので助かったけれど、洗濯物は乾かないし先行きが若干不安。モロッコって聞いてはいたけれど夜は寒い。



明日から砂漠ツアーだ。

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