31 December 2007

Brussels -2, Antwarp



日帰りでアントワープにいく予定だったのだが、どうしても楽器博物館に行きたくて、朝いちで向かう。
ここまじ面白い。入り口でヘッドフォンを渡されるのだけれど、それをつけながら楽器の展示を観るのだが、展示の前に立つと、其の楽器で演奏した曲が聞こえる。
音楽を聞きながら、展示室を歩くのがとても楽しい。
古くて美しい楽器は見ていても楽しい。ここはじっくり2時間いても見きれなかった。
でもアントワープにいく電車の時間があったので最後駆け足で切り上げる。。。
ほんとうは最上階のカフェでランチをしたかったのだけどしかたない。。。
また次に来るよ!(いつか?)



駅で一杯。


アントワープの駅はすごい。古いのも美しいし、ユーロスターが乗り入れ予定とかで新しい駅もかっこいい。んー都会だわ。

アントワープでは他の町でほとんど見なかった日本人を沢山みました。
あれです、フランダースの犬のネロとパトラッシュを探しにきたのです。
フランダースの犬があんなに有名なのは日本だけらしいよ。本場のベルギーではあの物語は可哀想すぎる、ベルギー人は子供にあんな仕打ちをしない(作家はフランス系イギリス人)といわれてるらしいです。しかもぜんぜん昔は知られてなくて、ネロとパトラッシュが死んだという大聖堂のルーベンスの絵の前の説明書きによると、1980年頃から「ネロとパトラッシュの家を探してるんですが」と観光案内所に訪ねてくる日本人観光客があまりに沢山いて、不思議に思ったアントワープ観光局が調査の結果フランダースの犬の物語の存在を発見し、それからいろんなヨーロッパの国でも翻訳されて出版されるようになったらしい。「今では日出ずる国からやってきた人々も満足していただけるようになりました」だってさ。なんか恥ずかしいね。



ノートルダム寺院に、ネロが最後を迎えるというルーベンスの絵があります。
ノートラム寺院自体がとても素敵です。


リチャードロジャース設計の最高裁判所があるというので、見にいった。
どうも同じような事を考えている建築関係者っぽいひとととの家族をみかけたよ。
建物は全くいいところがわからなかったけど、、あれはいいのかね。


広場に戻ると黄昏時にライトアップされた広場がやっぱりファンタジック。
ブルージュやブリュッセルは「B」だったけどアントワープは「A」の文字。


最後に入った駅前のパブで際物を頼んでしまった、、、、これは調理前のハンバーグではありません。。。生ハンバーグです。うーん。あたし焼いてあるのがいいな。
もちろんビールと一緒に。


ベルギーは面白くない、と言われたけれど、食べ物おいしいし、町は奇麗だし、すごく楽しんだよ。
そんなかんじでぽわーとしながら戻ってきたらお土産に買ってきたチョコレートを空港からのバスの中にすっかり忘れてきました。。。。。。がーん。。。。
家に帰ってお茶にしようと思ってたのにがっくりがっくり。

30 December 2007

Brussels


















次の日は、電車でブリュッセルに。ブリュッセルはブルージュに比べて都会。
歩いて回るには広いので、公共機関のワンデーパスを買ったが、休日はこれが二人で一人の値段とのことでやたら安い。(2ユーロで二人)ロンドンの地下鉄に比べたらおつりみたいだ。

まずは漫画博物館へ。ヴィクトール・オルタの設計したアールヌーボーの建物を博物館として使っています。中はタンタンでいっぱい。


途中でグランモールを通ったが、あまりにキラキラでぽーっとなる。
ここのヌイハウスには日本語をしゃべるおじさん店員がいます。
ちょっと不気味。









世界遺産のGrote Markt ( Gran du Palece)
ギルドと市庁舎に囲まれている。世界遺産です。




















その後オルタ邸までトラムとバスをのりついでいく。
へんぴなところにあるのに入り口には人が行列していた。
これもアールヌーヴォーの美しいたてもの。


オルター邸似夢中になりすぎて時間をかけすぎてしまった。。。。
この日は楽器美術館にも行く予定だったが、付いたら丁度閉館の時間。。。がっくり。


夜になって広場に戻ったらさらにキラキラでした。
みんなが何かを待ってるようだったが何を待っているかわかった。
明かりのインスタレーションで市庁舎がキラキラしている。
バックに魔笛。オペラ座での公演を生中継してるのだった。
なんだかほんとうにここはなに?リアルディズニーランドだよ。
このあと、魔笛の「夜の女王のアリア」が頭から離れないのでした。。。。


この日はお目当てのレストランは予約でいっぱいで入れなかったけれど、ふと何気なくはいったところも美味しかった。シーフードの店でステーキを食べる相方。しかしこれがたまらなく旨い。ベルギーいいなあ。

その後はビールれ有名なバーにいってまたビールを一杯。
古い建物だけれど、奇麗で手入れが行き届いていて清潔でした。






28 December 2007

Brugge


















ベルギー行きのライアンエア−が往復10ポンドだったので、行く事に。
ベルギーは新しくなったユーロスターで行こう!と思ってたんだけれど、空港からの往復とかなんとか考えてもそっちのほうが安いかったから。
しかしみなに言われたが、はっきり言って空港は超へんぴなところです。ブリュッセル南空港といっているが、ブリュッセルじゃないよあれは。。。。どこですか。
電車で一時間以上かかります。ブリュッセルからベルージュまでも1時間弱。つーかベルージュの方が近いじゃんかブリュッセルに。。
まいいか。
もともとベルギーは週末の電車の運賃が半額、などとても安い。この時期は特別価格でさらに安く、普通はベルージュから空港の駅まで往復38ユーロのところがなぜか7ユーロ。でしかも1月の頭まで乗り降り自由という。とにかく交通費がかからない。
時間はややかかったが。

ベルージュはとにかくかわいらしい町で、歩いているだけで楽しい気分になった。

伊東豊雄のパヴィリオンを発見。


塔にのぼって町を一望。屋根がオレンジ。


チョコレートとベルギーワッフルの甘い匂いでお菓子の国にきたようだ。
クリスマスのイルミネーションも美しいし。
クリスマスマーケットがそこいら中に出ていてみんななにか暖かい物を飲んでいた。
何をのんでいるのが気になって仕方なかったけれど、旦那はどうでもいいみたいで、

町の真ん中のマルク広場には、アイススケートリンク。

それから、食べ物がおいしい!!!フランス料理が基本らしいが、なんでもベルギーで食べるフランス料理の方がパリで食べるフランス料理より美味しいとか。
どこでなにを食べてもおいしいので感激。

できるだけ沢山ビールを飲もうということで、この日消化のビールたち。





27 December 2007

Big Tree


クリスマスイブ、クリスマス、ボクシングデイとぼーっとすごしてたので、そろそろお出かけモード。
セールも始まったしでかけるか、というのはみんな同じでそんな人たちでデパートはいっぱい。
混雑に辟易してトラファルガーの大きいクリスマスツリーでも見に行こうということに。
そっちは人がいつもより少なかった。

帰りにやっぱり店とかはいっちゃってチェックしてたコートが安くなってたりして思わず買いそうになったけど、やめたよ。
えらい私。

25 December 2007

Merry Xmas 2007


今年も一応クリスマス、ターキーを焼いてみる。
去年は10人用の超でかいのをやいて4人で食べきれず大変だったので、今年は3-4人用の小さいの。といっても大きいけど。

クリスマスは公共交通機関がまったく動いていないので、24日に買出しにいってなんか日本のお正月みたいだね。
25日は朝から、ワインをあけつつなんだかんだで一日中オーブンフル活動。

クリスマスのメニューは(というほどではないが、)ポテトのポタージュスープ、トマトとモッツアレラのカプレーゼ、ブリュッセルスプラウトとベーコンのグラッセ風、それからターキー。
デザートのクリスマスケーキ代わりにアップルパイ。これは若干焼きすぎた。暖かいうちにアイスクリームを添えて。ヤミー。

満腹。

23 December 2007

ひさしぶりに先進国


10日間のモロッコの旅も最後。
朝ご飯は相変わらず素敵で、外は相変わらず荒れてて、
タクシーはやっぱり吹っかけ来たけれど、もう最後だからゆるす。

ロンドンに帰ってきたら、ロンドンがとても清潔に感じました。
トイレに行くときに汚いのを我慢しなくてもいいのって素敵。

Riad El Ouarda (Marrakech)


マラケシュで最近ふえているというMeson d'otelの一つ。
各ホテルオーナーの趣向を凝らした素敵なつくりになっているというが、ここはフランス人オーナー。インテリアの家具や調度品はモダンで趣味がいいし、オーナーの目が隅々まで行き届いていて、サービスもよい。目に見えるところは常に掃除されいる。
オーナーはちょっとやり手っぽいフランス婦人です。お金持ちが道楽でやってるんじゃないかと勝手に妄想。食事が美味しいのはさすがフランス人か。頼むとディナーも用意してくれます。
場所はメディナの中ですが、あまりいい場所ではありません。隠れ家というならば其の通りで、案内なしで見つけ出すのはほとんど不可能です。到着時間を言えばホテルの前で待っていてくれますが、夜に到着の予定の場合はお迎えを頼んだ方がいいかもしれません。



address: 5 Derb Taht Sour Lakbir - Quartier Zaouia el Abassia - Medina - Marrakech.
+212 24 38 57 14
elouarda@yahoo.fr

22 December 2007

Morocco Day-9(Marrakech again)



楽園のようなホテル。

一歩外をでるとものすごい「地元」なところで、観光客をほとんどみないような、観光客にしては緊張感を伴うような場所だが、ホテルの中はすばらしい。
マラケシュには、こういう欧米人オーナーの欧米人旅行者向けのかわいらいいMeason d'otel が結構ある。朝食は普通は屋上でらしいが、天気がいまいちなので、プール脇のラウンジで。朝からとてもすがすがしくぽーとなって朝から風呂につかってさらにぼんやり。幸せだ。



モロッコを一回りして、マラケシュに帰ってきて、マラケシュがとても好きになった。
ここはほかのモロッコの都市とはちょっと違って、国際的。アラビアと西洋の混ざったクロスカルチャーな感じが私にはとてもエキゾチックで面白い。
町でフランス人をよくみかける。西洋人の中でもおしゃれでパリにいるようなカッコウでそのままモロッコにいるのですぐわかる。ダサい格好をしてるのはだいたい英語圏。アメリカ人かイギリス人だよ。
こうしてみたらアメリカ人もイギリス人も同じだな。

朝一でイブサンローランが持っているという植物園にいく。
まあ庭としては伊豆のシャボテン公園に竹を植えた程度だけど、ここもフランス人が多い。砂漠ツアーにあんなにいたイギリス人は、いない。こういう盆栽のようなおしゃれ公園はイギリス人には甘っちょろいんだろうね。


雨が降ったりやんだりするちょっといやな天気だったけど、ぶらぶらとのんびり歩く。

フランス風のサロンドテでお茶。しつつケーキ。モロッコとは思えない美しいケーキ。

マーケットで値段交渉をするのに辟易したので、ミュージアムとか博物館とかを回ったりした。
オランダ人のおじいさんが自分であつめたアフリカのいろんな民芸品を展示したところでは
「日本のガイドブックに紹介してくれ」と頼まれました。みんなモロッコにいったら行くといいよ。


それから、宮殿とか。とてもきれいなモザイクやイスラミックの工芸で飾られているのに、手入れが悪いのがモロッコらしい。。もっとちゃんと保存すればいいのに。。



夜は、ガイドブックにも載ってたし、一緒に働いているメキシコ人のおぼっちゃんにもお勧めされたレストランにいってみた。超ゴージャスな建物にプールに面したテーブル、欧米人の旅行者しかいませんでした。値段はフナ広場の屋台の10倍くらいするのに、味はべつに。。。これはおいしいのか?
モロッコ料理ておいしくても限界があるんだな、多分。やっぱりタジンとクスクス。はとの肉でできたというミートパイはそれなりのレストランでないと出さないモロッコ料理、というので、頼みましたが、口にあわず。がんばって食べたけど、となりのフランス人のグループは一口たべて全部のこしてたよ。。フランス人が残すんだからその程度なのだろう。まあいい経験でしたが。