29 September 2006

Royal Opera House


ロイヤルオペラハウスのフローラルホールはいつきても華やかです。着飾った人がいっぱい。
ここのレストランで食べられないかなーとおもって、いってみたら、予約のみうけつけらしい。そういえば予約のお知らせがきていた。ちゃんとチェックしておけばよかった。
しかたないので、あがったところにある、雰囲気だけは素敵なレストランでたべることに。
欧米かぶれにはなりたくないけれど、こっちにきていつも思うのは、美術館やオペラハウスについているレストランがしっかりしているということ。あといる人もこなれているし、華やかさがある。

ということだが、ここで一悶着。我々の服装がいけなかったのか、(なにしろ雨の中カナル下りした後だ)大学生にでも見えたのか、だれにでもいっているのか、分からないけれど、入り口の案内係にわざわざ、「メニューは確認されましたか?最低19ポンドはお一人様オーダしていただくことになりますが」とわざわざ確認される。分かってるよ。19ポンドってったって4,000円だろ。お金なさそうに確かにみえるかもしれませんが大丈夫ご安心を、と思ったのだが、一応おとなしくわかってますよ、と微笑んでみたが、通されたのは入り口近くのおちつかない席。若干ばかにされた模様。ま、たしかにさ、30代後半には見えないし、実際学生やってるし、仕方ないけれど、日本では最近なかったこの仕打ち。おお。イギリスの階級社会ってこういうことなんか?お金が一番?
しかも。なんつかうまくない。相変わらず自分で調味してね風の無味。値段とこの気取ったかんじにまったくそぐ会わない。あれえ?折角日本からきたKがかちーんと来てるのをみて、こっちの方が恐縮してしまう。ごめん、ロンドンがこんなで。

だけれどもファウスト。そんなのささいなことだと言わんばかりにすばらしい。舞台装置も演出も楽しめるし。なにしろ歌が。歌で人を感動させる事ができるってすばらしい。
ぼんやりしたままフーラルホールにいってみる。シャンペン片手の人々でいっぱい。
こんな雰囲気がいつでも味わえるなんて、ロンドン。すごい。

1 comment:

Anonymous said...

今回は大丈夫だったね、むしろ感じが良かった。スタッフのお兄さんもキュートだったし。「始まるみたいだけどどうする? まだここでお茶する? それともショウを観に行く?」って行くに決まってんじゃんね。慌てちったよ。
きっと古いしきたりを残した場所では、何事も“予約してから行動する”ってのが大切なんじゃなかろうかとしみじみ。だからといってあのデカケツ女の仕打ちは許せないが。ってか、やっぱり美味しくなかったからもうあそこ行かない。外で食ってからいこうぜROHは。