18 September 2006

ニューカールスバーグ美術館

デンマーク風に読むとカールスベアだというカールスバーグ。コペンでビールといえば、カールスベアだがそのビールを作ったCJヤコブセンは、自らの息子の名前(カール)と醸造所があった小高い丘(ベア)から、名前をつけたらしい。(プチ情報)ここはその、カール・ヤコブセンがコペンハーゲン市に寄贈したコレクションを展示している。改装したというこの美術館は日曜日は無料で解放しているというので、ここで待ち合わせる。
入ってすぐのところのパティオがとても気持ちがよい。緑があふれていで噴水があって、ちょっとおくまったところにカフェがあっていいにおいがする。夢のような場所である。

それにしても、も
ともと個人のコレクションだとはちょっと考えられないほどの収蔵品の数。エジプト時代のミイラから、ゴーギャンの油絵まで圧倒的。建物も美しく、それを見ているだけでも楽しい。JCヤコブセンが設立したカールスベア財団は、今もデンマーク国内の多くの美術館やお城の補修など、デンマークの文化芸術を支えているらしい。
ただのビール工場の親父じゃなかったんだな。。。
てかビールってそんなに儲かるのだろうか。と下世話な考え。
ちなみに新しくできた新館は、ヘニングラーセンの設計らしいが、展示替えのために中に入れなかった。残念。

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