03 May 2006

MArch in the Bartlet

うちの学校の建築学科がThe Best School of Architecture in UKに選ばれたそうです。
うちのコースだけに注目すれば、ぜったいそんな事はないど思うけれど、まあ学科全体でいったらそうかもしれません。ディプロマという、学部を卒業して、建築家を目指す人が行く2年のコースがあるのだが、そこの学生をみてるとみんなすごい。特に最近の子はコンピューターグラフィックがすごくて、とても建築の図面とは思えないプロ並みの3Dモデルを作ってくる。コンピューターグラフィクばかりでなく、内容も抽象的だけれども、建築を根本から考え直すようなある意味最先端の試行錯誤がそこにある。
ディプロマコースは確かにすごい。

だけどうちのコースは違う。
コースの友達で、いつも「うちのコースってすごいハードだよね」と言っている子がいる。
その子曰く、特に教育方法や生活習慣や文化の違うアジア人にはつらいらしい。らしい、って私もアジア人なんだけど。いつも、そうだね、といって話を会わせているが、ほんとうにそうなのだろうか?
文化の違い確かにあるし、教育方法というより、建築の位置づけが全く日本とは違うと感じる。日本と違って、建築はアートの一部として取り扱われているようだしね。
さらに言えば「バートレットスタイル」と言うものがあって、それは建築でもアートでもあってそのどっちてもないような、独自のスタイル。自分でもなにやってんだかよくわからん。だけれども、「バートレットスタイル」は欧米の学生にとっても、他の学校で勉強した学生にとっては今までと全く違うと感じるらしい。別に特にアジア人だから特に感じる訳ではないのだ。
そんでもって、実際うちのコースがハードなんだろうか?

他のコース、研究を主としている建築のコースの人なんかは、一学期に3つとか4つの論文をかかないといけない。つまりそれだけ、アセスメント(評価)がある。さらに加えて試験があったりする。英語でのテスト、、、、、あたしには無理。
それを考えたら、のんびり自分のプロジェクトの制作だけやってるうちのコースのほうが楽しいじゃん。論文なんて一個だせばいいだけだし。評価はされるから、楽とはいえないけれど、楽しいことには間違いない。楽かどうかはわからないけど、楽しい。

いつも愚痴をいっている子にそういったら、
「なにかを作り出す方が論文書くよりずっと大変だよ」というんだけど。。

「じゃ、なんでこのコースにいるの?」

とは言わなかったけど。
ものを作る事が楽しいと思えない人はきっと何をやっても楽しくないだろうな。
私にとって英語の論文かくよりこっちのほうが楽しいに間違いないのに。
大変大変って言ってる人の気持ちが正直わからん。言ってるだけじゃ解決しないつのに。

No comments: