07 March 2008

最近のバス事情


ロンドンでの私の主な足はバスです。まあ考えてみれば東京にいた時から、なぜかバスが好きでよくバスで移動してたけどね。
ロンドンでバスと言えば2階建てバスですが、昔ながらの後ろから乗るタイプのダブルデッカーは今や2路線しか残っておらず、それもまあ観光の為に一応残してると言う程度で、最近のバスは同じ2階建てでも前から乗るタイプのこぎれいな大きな車両です。
2年前くらいに一時、普通の一階建てのバスが二台つながったタイプもでたのですが、無銭乗車があまりに増えたので、結局主流にはならなかったみたい。あと普通の一階建てのバスも車線によってはあります。
昔のダブルデッカーでは、窓際に張ってあるワイヤーをひっぱって、ベルを鳴らして降りたいという意思をつたえたのだけれど、今は手すりについている赤いボタンを押します。
このボタンの位置が、丁度手すりをつかむ時にいい高さで、揺れてる間に押しちゃったりしちゃう。以前にそのことを一人で文句いってるオバさんをみました。
たまたまとなりにたってた私に、「ほら、こーやって手すりつかんだらボタン押しちゃうでしょう。この位置ダメよね」と大きなジェスチャーでボタンをつかんでみせる。こういうオバさんはイギリスでめずらしくないんだけどね。
それから、ボタンの位置についてバスの中で暇な時よく考えるんだけれど、上の方につけたら座ってる人は手が届かないし、他のいい位置が思いつかない。一番便利な位置につけたという単純な回答がなんだかイギリス人らしいな、といつも思う。

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