02 July 2006

ベルリンの建物たち


クーダムは朝ご飯のビュッフェはすばらしかったです。気持ちのいい最上階のレストランにて。朝から議論しているどうみてもイギリス人たちがいた。昨晩みたバーでみたイギリス人は各国の国旗をかたどったパンツを買ってきてうれしいのか、全部広げて自慢してたな。あのひとたちかな。イギリス人ってちょっとクレイジー。


ベルリンは第二次世界大戦で完全に焼け野原になったあとに新しくできた町なので、新しい建物が多いです。東京と同じですね。東京と違うのは道がドイツサイズってこと。ひろい。
そして、あちらこちらに戦争を反省するように傷跡をそのまま記念碑として残してあります。


試合の次の日は(つかも)建物巡り。でも、建物といっても、観光名所でもあり外せないものばかりなんだよただ展示より興味があるのが建物ってだけで。

ホテルはアルドロッシ設計というところに移動。今度は旧東ドイツ側。外観思いっきりアルドさんで、ちょっと退くが、中は割と居心地のよい中級ホテル。すっごい普通なんだけど、水回り新しく部屋が広いのがよかった。床じゅうたんはゴムシートよりはいいけど、ってかんじ。早期割引でやすかったし。。。
あんまおしゃれすぎるのもね、、、と建築デザイナーとは思えない発言だが。やっぱり押さえるところは押さえないと。

天気は炎天下。なんでこんなに暑いのさ。そして当然ながら、クーラーとかない。日陰の外が一番気持ちいい。やすみやすみいっても暑い。

みんなだからパブでまったりしてんだな。。
イングランドとポルトガルの試合をパブで観戦したよもちろん。イングランドが負けてがっかり。
ブランデンブルグ門のあたりにいってみたが、この辺はワールドカップフェスといって、巨大スクリーンを設置していて試合のある日は超満員。門の前には巨大サッカーボールがあった。BBCの放送してる時にリネカーの背後に見えるあれだ!てことはこのへんにスタジオが?

その後お楽しみの夕飯タイムでは、ハッケンシャーホーフの駅の下にならんでいるレストランのひとつで食べる。駅前というのに、レストランのテーブルといすが沢山おいてあり、どこも結構満員に近く人がいる。中にはいると空いてる。外でたべるのがほんとうに好きらしい。
座ってドイツ語メニューしかなくて困ってたら、店の英語自慢らしきひとがやってきて、「めいあいへるゆー?」おっけー英語のメニューはないのか、ときいたら、ないけど、説明してあげるよ!といってメニューを端から説明しだした。流れるように。前菜サラダの項目を説明したところで、流れるようにそのまま「そうだ、忘れてたけど、今ちょっとキッチンが大混乱でオーダーはお待ちいただいてます一時間くらいかな」という。
ええ???今流暢にメニュー説明したのはなんだ?意味が一瞬わからずきょとんとしてしまう。「今お客さんがおおすぎてキッチンが混乱してるんです、ちょっとしたら復活するからそしたらまたきますね!ドリンクだけはもってきますよ!」といってさわやかに次のテーブルにその事をつたえにいった。。。。
ん。。。多分やつはその事を伝えにこのテーブルにきたものの、英語のメニューとかいわれて、お、これは俺の出番とおもってメニューの説明をしているうちに本来の目的を忘れたと思われる。ドリンクを頼んじゃったので、しかたなくブラジスフランス戦とかみながらおなかがへったのを紛らわす。
結局一時間またずにオーダー。よかった。
ドイツの名物料理というカツレツを食す。顔ぐらいの大きさのカツがでてきて大喜び。それとイモ。と酸っぱいキャベツ。なんか素朴だけど大きくなりそうだ!それにおいしい。
ここのレストランの担当になったお姉さん(英語があんまりできない)がすっごいかわいかった。ドイツ人の女の子はかわいい子が多かったよ!

試合は予想に反してブラジルがまけてがっくり。
隣にすわったブラジルファンの女の子たちがものすごくがっかりしてました。ドイツ人のくせに。


この日回ったところ;
  1. ユダヤ記念博物館(ホテルから歩いて10分くらい)リベスキンド設計。いったらぜひいこうと思っていたメモリアルルーム(鉄の顔が床一面にしきつめてある)がイベントのために入れなかったのが残念。またいかねば。
  2. 壁博物館  昔の関所跡が残っていて、壁を乗り越えようとした人の記録が一面にあった。情報の多さに疲れる。
  3. トポグラフィー・オブ・テラー  壁がそのまま残っているところに、戦争と壁の歴史が屋外展示されている。ピーターズントーの設計のたてものがあるはず!と建築本で確認していってみるが、どうも計画途中で工事費があまりにも高いので中止になっているらしい。残念。
  4. 国会議事堂 ノーマンフォスター。


もうね、壁とユダヤの歴史はいやってほどわかったよ。ほんとうに分割された都市、それを記憶しておく都市だと思った。

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