11 November 2007

Simpson's-in-the-Strand




ローストビーフで有名なシンプソンズに行って見ました。サヴォイホテルの隣です。東京からの友人とともに。こういうときでないと行かないからね。。。事前にネットで調べたら、某「●球の歩き方」のサイトのレビューだから掲示板だかのところにシンプソンズでひどいサービスを受けたとの書き込みを発見して、ちょっと心配になる。


イギリスだとありえるから。サービスがそもそもあまりよくない風潮がある上に、時々ものすごい高飛車な態度に出るときがある。あれは気分が悪くなる。イギリスの階級社会を感じる。


あとから合流したダーリンはジャケットにネクタイを締めてやってきた。ネクタイなぞこっちにきて初めてみたぞ。もってたんだ。




30分くらい早くついてしまって、冷たくあしらわれたらどうしよう、とどきどきして行ったけれど、とても感じのよいおじさんがコートを預かってくれて、席に通してくれた。大きな天井の高い部屋で、ピアノの生演奏も良い雰囲気。ジャズとかではないがどこかで聞いたことあるようなみんながすきそうな明るい曲で会話の邪魔にならない。サービスの人たちもにこやかで楽しく、いい感じ。前にいったルールズの方があらゆる意味でイギリスらしく重厚でその分緊張感もあったが、こっちはもうちょっと気の抜けた感じ。つかだれもネクタイなんてしてないよ。むしろ旅行者が多いんじゃないか?


お肉はワゴンにのって出てきて、その場で切り分けてくれる。ウエルダン、ミディアム、レアを選べる。私たちのところには名物おじさんは忙しくて回ってこられなかったが、厨房からの助っ人という男の子がサーブしてくれた。サーブの仕方はおぼつかないけれど、明るさでカバー。「写真採るかい?」といって一緒にとってくれたり。フレンドリーだ。ジョナタンはとりわけフレンドリー過ぎる。赤い服をきた、飲み物係のフェルナンドもいい感じだ。

ローストビーフはルールズのほうが上品というか肉の臭みがなくて日本人好みだけれど、ほかのものはおいしい。私は肉がそんなに好きではないのでローストビーフ自体たくさんは食べられないのだけれど、ローストビーフといっても日本でよくでてくる干物のような、もしくは焼き豚のようなものを想像してはいけない。ステーキだ。手のひらくらいのステーキを2、3枚。それをホースラディッシュという日本のわさびに味の似たごぼうのようなものと一緒に食べる。


大変満足しました。


イギリスの雰囲気を味わいたい時にお勧め。

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