03 September 2011

ライフ

今日、ライフをみた。動物、というか生物の生命を、、、、とか書きたいところだけど、
どうしても他に書き留めておきたいことがあるので、映画の話は次回に。(いつ?)

先日、会社でいろいろお世話になっていたおじさんが、癌で自宅療養中だと言う話を聞いた。だって、1ヶ月ほど前に、会社で会ったよ?と言ったら、病気である事に全く気がつかないで、軽い気持ちで病院にいったら、ステージ4で、手の施し様のない状態だったという。にわかには信じられず、きっと治って、また会社に来るに違いないとなんとなく思っていた。
そんなおじさんと、一昨日、会社ですれ違った。
あんまりびっくりして、名前を呼んだあとはなにも言えず、まともに挨拶もできなかった。
おじさんは、いつものようにニコニコして、どーも、と言っていた。顔色は確かに青白く、痩せていて、空気にとけ込んでいくような雰囲気だった。
なにか用事があって急かされているようだったのでその場はそのまま立ち去ったのだけど、
どうしても気になって、後から席に挨拶に行こうと思って、でも、なんとなく怖くて、おじさんの隣の席の人に元気なのか聞いてみたら、もう帰ってしまった後だった。
やっぱりあんまり元気ではなくて、今日一日だけ会社に片付けにきた、もう会社にはこないと思う、と、そして、少しだけど、私に会えて喜んでたよ、と言われた。
泣けて仕方なかった。
この人と会うのは最後かもしれない、と毎日思いながら暮らしてるのだろうか。
人だけではなく、いろんな日々の出来事も。どんな気持ちで暮らしているのだろう。
1ヶ月前まで思いもよらなかっただろうに。



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