30 June 2007

近い




東京っ子Sおすすめのグループ?バンド?がロンドン公演するってんで、もちろんいってみた。 カムデンのJazz Cafe。 チケにはオープン7時と書いてあって、いつライブがはじまるか書いてないんだけど、前に来た時7時に入ってはじまったのが9時過ぎだったからな。一応聞いてみると、9時にはじまるらしい。9時前に行ってみたが、当然まだはじまってない。ステージに座って一杯やりながら踊ってる人とかみながら、ぼんやり待ってるうちに人が増えて、気がついたら一番前に陣取ってやる気満々な人みたいになってしまってた。 ずいぶんじらされたやっと登場した彼ら。 ちか!近いよ、しー! そんでもってなんだこれ、超ファンキーな爆音ジャズバンド!イカしてる。 最初から最後まで大騒ぎで笑いがとまらなくてこんなのひさびさでした。やっぱりライブはいいなあ。なんか筋肉痛になりそうなんだけど。


ところで、明日っからイギリスは禁煙になります。 クラブとかパブとかあと公共の場での喫煙は基本禁止。 それに備えてかなんか、jazz cafeも禁煙になってました。吸いたい人は外にでてね、って。入るときに手にはんこおされます。 ノンスモーカーの私にとってこの上なく嬉しい。 出たところでみんなすぱすぱしてるのはちょっと変だけどね。

25 June 2007

The Summer Show



バートレット(こっちで卒業した学校)のサマーショウと言われる年に一度のエキシビションが例年のごとく、アーキテクチャーウィークにあわせてはじまりました。 オープニングのパーティは学校のメインビルディングの前で盛大に行われます。 ていうか、そんなことになってるとはいままで知らなんだ。実は実際に学校に通っていた去年は行かなかったのです。めんどくさくて。 ヨガにいってカムデンをうろうろしてたら友達から電話かかってきてきなよ、というんでいってみたら、同級生が沢山。 プチ同窓会。 展示は例年のごとく、これが建築の展示会かと思うほど、いろいろなものがあって、アートともいえるようなものもあっておもしろかったけど、みんなにあえたのがもっと面白かったよ。
アーキテクチャーウィークって、建築のイベントなんだけれど、どこにいっても、建築以外の一見普通のおばちゃんとか見に来たりしてて、わりとみんな建築に興味があるみたいでした。

21 June 2007

the summer solstice

今日は夏至。 今日から毎日日が短くなっていくと思うと悲しい。 日本にいたときよりずっと悲しい。 6月が一番いい季節なんだよ、ほんとうに。。。 残り少ない夏(つかこれからが夏なんだけど)を楽しもう。。。




最近朝テレビのニュース天気予報のお姉さんとスポーツニュースのお兄さんが正装してでてくる。なぜかわからんが両方ともアスコット競馬場からの中継。 お姉さんは毎日違うドレスに、ドレスに合わせた帽子。お兄さんはモーニングに山高帽。 どうもちょうど今、エリザベス女王主催のアスコットロイヤルレースミーティングが開催されていてもりあがってるらしい。 貴賓席にはドレスコードがあって、そのためにみんなそんな格好してるらしい!



毎年この女性たちのへんてこな帽子は見ものらしく、BBCでもいろんな人をつかまえて紹介してました。 超行ってみたい~と思ったけれど、あの格好はできん。 貴賓席でない、普通の席(でも一万以上はする)でもやっぱりドレスコードはあって、スーツ着用、女性はやっぱり帽子かぶらないとだめなんである。 おもしろーい。


そういえば、昨日帰りのバスの中でモーニングに帽子かぶったカップルをみたよ!彼らはアスコット帰りだね! と思うとなんだか楽しくなる。


テレビでは、ロールスロイスとかベントレーにのった、セレブばっかりをうつしてたけれど、バスに乗るような普通の人もチケットさえかえばいけるみたいだ。毎日8万人の観衆って書いてあった。なんだかすごいイギリスっぽい。社交の場ってかんじ。


このアスコット競馬場も去年新しくできたばっかりらしいし、興味津々。 ロイヤルでないレースなら、そんなすごいにドレスコードはないらしいんだけれど、観光がてらいけるもんなんだろうか?
日本にはない文化なので一度いってみたいな。難しそうだけど。

16 June 2007

お宅訪問



急におよばれして遊びにいったお宅。 春前に購入して、数ヶ月。いろいろ改修したよ、いってたので楽しみにしてお伺い。 こっちでは中古の物件(つかほぼ8割以上が中古、しかも築100年級)を購入して、内装を奇麗にして住み、何年かして売る、というようなことをみんなしています。賃貸が高すぎるのと、中古物件の値段が経年によってあまり変化しないせいで、その方が節約になるらしい。下手するとそのほうが儲かったりして。 まそれはいいけど、行ってみたらびっくり、すっかりきれいに!ここはイギリスじゃない!南スペインの海辺の家みたいだ! そしてスペイン人の奥さんのつくる、スペインのタパスたちとおいしいイカスミのリゾットをいただいてもう大満足。 実はイカスミ初体験。おいしいね、これって。 昼間はポートベローのマーケットを徘徊。おすすめされたジャーマンハンバーグの屋台は並んでたけれど、食べてみた。ジャンクでうまかったよ。でも病み付きになはらないな。

05 June 2007

フレキシブル

こっちでは地下鉄とバスは主な市民の足ですが、
私は毎朝会社に来るのに「電車」を使っています。
別に遠くに行くわけじゃないんだけれど、不便なのね。

公共交通機関は押しなべてだめだけれど、電車のだめさは格別。そもそも一時間に4本しかない。4本あると「結構あるね!」ってなる。そしてしょっ ちゅう遅れる。しょっちゅうとまる。キャンセルする。行き先が変わる。土日は一時間に2本になったりする。なんてフレキシブルに運行してるのかとなんだか 感心さえする。

こないだの日曜日は日曜出勤しなきゃいけなかったんだけれど、朝駅についたら、その日の始発は10時。。。。。10時までにいこうと思ってたのに、、、、。でも乗れば20分でつくから、いいや10時半につけば(この辺勝手にイギリス的)と思って待ってた。
こない。
「4分遅れます」
こない。
「11分遅れます」
こない。
つか4分とか11分とかなんでそんなに微妙なの、、、?いつも3分遅れくらいまでは遅れますの放送すらないのに。。。。
最後には「キャンセルされました。次の電車は30分後です。」

き〜〜〜〜!!!!

仕方ないので、バスを乗り継いでいく。はじめからバスで行けばよかった。

そんな次の日。
日曜出勤したから、一本おそくていいやとは思っていたけれど。(このへんまた勝手にイギリス的)
電車がこない。
また、6分遅れます、12分遅れます、と遅れて行く。さすがに朝だからかキャンセルはないけれど、不思議なのは次の電車のほうがはやくくる事だ。次の電車は行き先が違う路線にいくので、遅らせる頃ができないのだろうか?
結局、本来くるはずの電車が18分遅れ(また微妙な、、、)10分後に来るはずの行き先の違う電車が4分遅れということになっている。
単にこれ、遅れちゃったから行き先入れ替えちゃえってことでしょ?現に先にきた行き先の違う電車に乗ったら(私の場合はどっちにのっても平気なので)若者がおばあさんに、これ◯◯に行かないらしいすよ、次の駅で乗り換えなきゃ!とか教えてたりして騒然。ぼんやりしてたら知らないところに連れて行かれてしまうよ。

今度はバスで。朝の忙しい時間帯。運転手は中国人っぽいおじさん。
朝から無賃乗車しようとする少女ともめている。運転席から「降りろ」という運転手を無視して少女のりこむ。無銭乗車のくせにエラソウな少女。
怒った運ちゃん、「おめーが降りるまではうごかねー」とばかりにエンジンを切ってとまる。
ほかの乗客ため息。。。。次のバス(行き先は微妙に違うのだが)がきて、ぞろぞろ乗り換える乗客。それにまざってさっきの少女も降りたのをみて、運ちゃんエンジン全開。
「すいませんね!動きますよ!」っといって止まってた時間を取り戻すかのように超スピード。降りる人のいないバス停は無視。(乗る人いるかもしれ ないのに。)3つくらいバス停をすっ飛ばして、降りますチャイムがなったのに次ももうスピードですっ飛ばす。降りたかった乗客、文句もいえず。
やっと次で止まったけれど、いつも15分かかるところが5分でついた。やったね運ちゃん!(いいのか?)

なんというかみんなそれぞれとてもフレキシブルに対応してる。
こっちも遅れたくらいで頭にきてたらやってられないのです

01 June 2007

HSMP の取得(2007年2月)

突然だが、HSMPの取得についてのメモをとっておこうと思います。


なぜならこのサイトにをたまたま偶然ぐぐってやってくる人にHSMP関連のことがおおいのです。

HSMP とはHighly Skilled Migrant Programme という就労ビザの一種で、普通のワークパーミットと違うのはワークーパーミットが会社(雇用者)が申請するというのに対して、HSMPは個人が申請するという部分が大きい。(2007年6月現在)基本的には、自国である程度のスキルを持っているひとに対してその技術を使ってイギリスで働いてもいいですよ、というものです。ポイント制で、いくつかの項目をクリアして全部で何点以上なら申請できるということになっている。以前は、訪英前に何年就労経験があるか、その仕事内容などを証明することによって点数がついたのだけれど、去年の12月に突然方式が変わって、申請前一年間(イギリスで学生をしてた場合は、その前の一年)の「年収」が大きな判断材料になってしまって、申請時にそろえる書類などもぜんぜん変わってしまいました。
参考;
http://www.workingintheuk.gov.uk/working_in_the_uk/EN/homepage/schemes_and_programmes/hsmp.html?

イギリスではこういった申請をソリスタ(司法書士みたいなものだと思う)や弁護士に頼むことが多いのですが、私は自力でやりました。そろえる書類を見る限り、自分でそろえられるものばかりだったし、ちょうど学校の同級生が仕事先を通して申請しようとしていて、彼女が会社の弁護士にいろいろ聞いたその情報をもらえたので自分でできると思ったのです。

申請は日本からでもできますが、私はイギリスにいたので、イギリスでしました。ただし、それまでは配偶者ビザで滞在してたのですが、配偶者ビザから仕事のできるビザへの変更はイギリス国内ではできないので一度日本に帰ることになりましたが。

HSMPの申請自体は私個人の感覚では「ガイダンスに沿って、そのままそのとおりに提出すれば通る」ものでそんなに大変ではありません。ただ、ガイダンスに沿ってそのままそのとおりの書類をそろえるのがいろいろ面倒ですが。ガイダンスの最後に表がついているのでそれをみれが必要書類が分かるはずです。
私の場合の一番のネックはIELTSという英語のテストの点数。これが要求点まで到達したことなかったんじゃよ。だって大学院行くときも付属の語学学校いったからねー。関係なかったし。しかし少なくても6.0はいる。これは普通に大学院いってたらまったく問題ない点数だけど、英語の苦手な私は心配。とにかく試験を受けなきゃいけないってのがもうすでに心配。仕方なく一週間学校に行きなおしてなんとかとりました。。。相変わらずスピーキングが超悪い。でもまあとれればいんだよ。
次のネックというかめんどくさいのは、収入証明の英訳。これは自分ではできないし、イギリス政府に認められた翻訳者に訳されたもの、となっている。このときのやりとりは別で書いているけど、あれこれやったけどとにかくできてよかった。(イギリスの日本人1
収入証明には、給料明細と源泉徴収票、と書いてあるが、もちろん給料明細などはすでにない。そのうえ給料明細は再発行できないとかいうので、仕方ないので、該当する給料台帳のコピーをだしてもらって、給料証明書というかたちでレターを書いてもらって代用した。源泉徴収票は再発行してもらえた。それに、念のため、就労証明のようなものを書いてもらった。こういった書類を作ってもらうのも、前の会社の総務、経理に同期の子がいたのが助かりました。
あと注意しなければならないのは、学校の卒業証明書。卒業証書の複製にサインをもらったものでもだめで、卒業証書そのものを送る必要があります。
私の場合はその他に、戸籍謄本と其の英訳(大使館で発行してもらえる)を提出しました。会社ではたらいていた時の書類の名前がすべて旧姓だったのでそれを証明する必要があったのです。
とにかくガイダンスにそって提出すれば普通にとれます。沿ってない場合はこんなことに
そうして提出して1ヶ月くらいで無事にHSMP許可の紙が届く。
A4のぺらーとした紙だよ。でもこれだけじゃイギリスにはいられません。
6ヶ月以内にエントリークリアランスかFLR(滞在延長許可)の申請をしてね、っていう返事がきます。あなたは配偶者ビザだからFLRはだせませんとかそういうアドバイスはまったくありません。自分でちゃんとしらべてどっちかを申請してね。ってことです。
私は日本に帰ってエントリークリアランス(入国許可証)をとらなきゃいけないので、日本に帰ってとりました。
HSMP保持者のエントリークリアランスの申請については、イギリス大使館にメールすると教えてくれました。ホームページには載っていなかったので。最高で2年までもらえます。

エントリークリアランスの申請料が私が日本に帰国する1週間前に倍になりました。200ポンド。約5万。前は80ポンドだったのに。HSMPの申請料が330ポンド(約8万)(2007年2月時)。今調べたら400ポンドだって。高いね。もしこれで、だめだったらふところが痛いね。そして弁護士を頼むとそれだけれ1000ポンドくらい。それから、翻訳料に100から200ポンド。あとIELTSの試験に95ポンド。
なんでもお金かかりすぎだよ。

私はソリスターをあまり信用してないので自分でやりましたが、そんなに大変ではありません。ソリスタに頼んだところで、あつめなきゃいけない資料は自分であつめなきゃいけなくて手間はかかるし。カバーレターも自分で書きました。

ちなみにワークパーミット、HSMP共に来年(2008年)になると大幅にまた改正されるそうです。また大変になるかもしれません。